| 1. | 外観清掃 | 外観に付着したホコリ、表面を傷めずに除去可能な範囲の汚れを取り除きます。サランネットの清掃、張替えは含みません。 |
| 2. | 内部清掃 | 筐体からシャーシ、その他部品取り出して筐体内部及び部品に付着したホコリを取り除きます。錆び落としや部品清掃は含みません。 |
| 3. | 外観復元 | 外観の復元は、できるだけ年代なりの風格を残してレタッチで傷んだ部分だけ修復する方法と、作られた当時の状態を再現するために全面美装する方法があります。パネルや目盛板の文字修復については。 |
| 4. | 内部復元 | 内部の復元では、まず安全に配慮します。外観と同じように、使用されている部品を新古品、取外し品、新造部品にする方法と、できるだけ新品、相当品、代替部品を使用して機能性能だけ復元する方法があります。 |
| 5. | 全面美装 | 大きな割れ、焼け、レタッチ不能な大きさの傷み、部材の欠落など、レタッチしても見栄えが良くならない場合、表面仕上げを一旦すべて落とし、新造部品で欠落部分を補い、再仕上げをする方法です。再メッキ、文字修復は全面美装に含みません。 |
| 6. | レタッチ | 木造、金属ケースなどにより方法は異なりますが、部分的な錆び、落ちない汚れ、塗装の浮きや剥れ、擦り傷、小穴、レザーの部分的剥れ、小穴、木部やプラスティックの浅いひび割れなどの部分的な修復をさします。レタッチの場合、部分的な補修となりますので、多少違和感が残る場合があります。 |
| 7. | 文字修復 | パネルに書かれていた印刷文字、目盛板の印刷などは取外し品との交換以外に修復が大変困難です。レタリングを貼り付ける方法、手書きで修復する方法、新たに版を起こしてシルク印刷する方法があります。 |
| 8. | 再メッキ | 錆びでメッキが剥れてしまったフレーム、全体が錆びてしまった鉄シャーシ、金属製ツマミなどは、一旦メッキをはがして、下地を整えて再メッキする場合があります。アルミ材の場合はアルマイト加工も可能です。 |
| 9. | サラン張替 | サランネットは経年変化でモロくなっている場合が多いので、色合いの似た生地やお好みのサランネットに張り替えます。 |
| 10. | 組直し | 一旦、シャーシから配線されている部品をすべてはずし、部品の劣化をチェック後に、再組立てします。配線は、新品または新古品の配線材料で引きなおします。 |
| 11. | 載せ変え | 長寿命、安定動作を目的に、できるだけ新品の部品だけで構成するため、元とは異なる回路を組立てます。その場合もとのシャーシを利用する方法と、シャーシから作り直す場合があります。中身がなくなっているカラ箱、貴重な筐体を活用したい、元の回路に関する資料が見当たらないなどの時に、載せ変えを検討します。 |
| 12. | 部品清掃 | 安全面から部品内部の清掃を行う場合、単品部品を取外してホコリと取れる範囲の汚れを取り除きます。 |
| 13. | 部品交換 | 壊れた部品や機能や性能を失った部品を、新品、新古品、取外し品、中古品、代替部品、新造部品と交換します。交換する部品によっては選択の余地がない場合もあります。 |
| 14. | 全検合格 | 修復後、その機器が持つ機能をすべて動作確認し、主要性能をおおむね満足することを数値的に確認して合格したものです。試験成績表を作成して提出します。但し音のニュアンスなど、主観的な検査は対象外です。 |
| 15. | 主要合格 | その機器の主たる機能が動作することを確認します。他の部分は不合格というのではなく確認していないという事です。 |
| 16. | 意匠合格 | 外観仕上がり具合を検査します。外から見えない部分は検査対象外です。 |
| 17. | 未検査品 | 機能、性能の検査を行ってない機器で、動作の保証はありません。当店では原則として、未検査品を出荷することはありません。 |
| 18. | ジャンク品 | 未検査品で、機能、性能、意匠に対するすべての検査を行っていない機器を示します。当然一切の保証、初期不良の対応はありません。ジャンク品はギャンブルのようなもので、動作するかどうかは結果次第です。お客様自身が修理するか、部品取り、展示用などが主な利用方法です。 |